安心できる場所で育った想いは、一冊の絵本になって外の世界へ歩き出す。
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なおなおです。
先日、AI活用について発信し、
ご自身も本を出版している、こんともさんと
MIRAISえほん応援コラボライブを行いました。
MIRAISえほんは
育休コミュニティMIRAISのメンバー約20人で
親子のリアルな声を一冊の絵本にするプロジェクトです。
今回、こんともさんと話して見えてきたのは
私たちが作っているのは、親子へ届ける絵本だけではないということでした。
一冊の絵本という「実物」ができることで
コミュニティの中にあった思いや活動が、外の世界へ伝わっていく。
絵本はMIRAISというコミュニティを外へ連れ出すものにもなるのです。
「実物があると、活動は伝わりやすい」
ライブの中でこんともさんが話してくれた言葉が印象に残りました。
実物があると、何をしているのかを紹介しやすいです。
こんともさん自身、本を出版したことで
自分の仕事を家族や親戚、昔からの友人に説明しやすくなったそうです。
「AIについて教えています」
「オンラインでこんな活動をしています」
と言葉で説明するより、
「こういう本を書いています」
と実物を見せるほうが、一瞬で伝わる。
実際に、こんともさんの義理のお母さまは本を購入し
親戚にも配ってくれたそうです。
それまで、こんともさんが在宅でどんな仕事をしているのか
すべてを理解していたわけではなかった人たちにも
本を通して活動が伝わっていきました。
この話を聞いて
MIRAISにも同じことが言えるのではないかと思いました。
クローズドだから守れるものと、届きにくいもの
MIRAISは
Facebookのクローズドな環境で運営しているコミュニティです。
外から簡単に見ることができないからこそ
参加者は安心して自分のことを話せます。
子育ての悩み。
復職への不安。
これからのキャリア。
本当はやってみたいこと。
普段はなかなか言葉にできない思いも
同じような環境にいる仲間の中だから話せる。
それは、MIRAISの大切な価値です。
一方で、閉じられた場所であるからこそ
そこで生まれている活動や思いが
外からは見えにくいという側面もあります。
MIRAISのことを知らない人に
「こんなコミュニティです」
「こんな人たちが活動しています」
と、言葉だけで説明し続けるのは簡単ではありません。
でも
「産休・育休中の人や、復職して働いている人たちが、時間を持ち寄って作った絵本です」
と一冊の絵本を手渡すことができたらどうでしょう。
子どもの体調や寝かしつけに左右されながら
自分の時間を作っている人たち。
全員の予定がそろわない中で
それぞれの得意を持ち寄り、一つのものを作っている人たち。
絵本という実物があることで
「MIRAISってこういう人たちが集まり、こんな挑戦ができる場所なんだ」
と伝えられます。
絵本は、MIRAISの中にある思いや活動を
外の世界へ運んでくれるものになるのです。
ほぼ全員が、絵本づくりの初心者
MIRAISえほんには
約20人の制作メンバーが参加しています。
しかし、出版社で働いた経験がある人も
絵本を出版した経験がある人もいません。
ほぼ全員が初心者です。
その中で
親のエピソードを集める人
ストーリーを考える人
絵本の構成を作る人
クラウドファンディングを設計する人
発信や広報を考える人
LPや動画を作る人
とそれぞれが役割を持って進めています。
メンバーには、産休・育休中の人もいれば
復職して仕事をしている人もいます。
全員が同じ時間に集まることは、ほとんどできません。
子どもの突然の体調不良もある。
夜の打ち合わせ前に、寝落ちしてしまうこともある。
家族が家にいる長期休暇は、いつも以上に時間を作りにくい。
だから、Discordでのテキストコミュニケーションを中心に
必要な人が必要なタイミングで動ける形を作ってきました。
「絵本を作ってみたい」
「私は、この部分なら力になれそう」
そんな気持ちを持つ人たちが
自分で時間を作り、少しずつ一冊の絵本へ近づけています。
学んでから作るのではなく作りながら学ぶ
今回の制作チームには
最初から絵本づくりやAIに詳しい人が集まったわけではありません。
それでもプロジェクトを進める中で、
「この文章を、どう整理しよう」
「話し合った内容を、どう共有しよう」
「この思いを、どうすれば伝えられるだろう」
という具体的な課題が生まれました。
文章整理、情報共有、LP、動画など、実際の課題に向き合う中で
AIを効率的に使っているメンバーもいます。
今、作りたいものがある。
だから、必要なことを学ぶ。
学ぶことが目的ではなく、作るために学ぶ。
この順番だからこそ
学びが自分のものになるのだと思います。
こんともさんは、この形について、
セミナーで教えるだけではなく、みんなで一つのものを作るプロジェクトの中でAIを使ってもらう。これは、すごく価値のあることだと思います。
と話してくれました。
一冊の絵本を作る過程が
参加した人にとって
新しいことを知り、試す場所にもなっています。
共創は、みんなで同じことをすることではない
約20人で一つのものを作ると聞くと
全員で集まり、全員で相談し
全員の意見を反映しているように見えるかもしれません。
でも実際は違います。
全員が同じ作業をする必要はありません。
全員の意見を、すべて採用するわけでもありません。
MIRAISえほんで守っているのは
「うまくできない日も、大好きは残せる」
というコンセプトです。
この軸だけは、ぶらさない。
そのうえで、それぞれが得意なことを持ち寄り、役割を分けて動く。
出てきた案をコンセプトに照らし合わせ、選び直しながら一つの形にしていく。
それが、今回のプロジェクトで実践している共創です。
一人では作れなかったものを
違う経験や得意を持つ人たちと一緒に作る。
その過程で、自分一人では出会わなかった考え方や技術に触れる。
完成したものだけではなく、途中で得た経験も
それぞれの人の中に残っていきます。
絵本が挑戦した証として残る
MIRAISえほんが完成したら
参加したメンバーは、
「絵本づくりに関わりました」
と言えるようになります。
ストーリーを考えた人。
エピソードを集めた人。
クラウドファンディングを設計した人。
広報や発信を担当した人。
文章や情報を整理した人。
担当した役割は違っても
一冊の絵本という共通の成果物が残ります。
それは、単なる思い出ではありません。
自分が何を考え、どんな役割を担い
何に挑戦したのかを振り返ることができる証になります。
そしてMIRAISにとっても
「参加者の挑戦を応援しています」
と説明するだけではなく、
「実際に、メンバーと一緒にこんなものを作りました」
と見せられるものになります。
一冊の絵本が、人とコミュニティの可能性を
目に見える形にしてくれるのです。
完成した絵本と作り方の両方を残したい
今回のMIRAISえほんは
MIRAIS8周年を記念した第一弾です。
でもこの一冊で終わらせるつもりはありません。
MIRAISには、これからも新しい親たちが参加します。
時代や環境が変われば、子育ての中から生まれる言葉や悩みも
少しずつ変わっていきます。
そのとき
「次は、自分たちが絵本を作りたい」
という人が現れたら、今回の経験を渡したい。
どうやってエピソードを集めたのか。
どうやってコンセプトを決めたのか。
約20人で、どのように役割を分けたのか。
子育てや仕事と両立しながら、どう進めたのか。
クラウドファンディングや販売を、どう設計したのか。
今回の試行錯誤を残すことで
第2弾、第3弾を作る人たちが
ゼロからすべてを手探りで始めなくてもよいようにしたいと思っています。
完成した絵本だけではなく
作るための仕組みも次の人へ渡していく。
そして今回の制作メンバーも
この経験を持って、それぞれの次の挑戦へ進んでいく。
そうすることで、MIRAISえほんは
一度きりの記念企画ではなく
人と挑戦がつながっていく活動になるのだと思います。
一冊の絵本がMIRAISの思いを外へ運ぶ
MIRAISは、クローズドだからこそ守れるものがあります。
安心して自分のことを話せる場所であること。
うまく言葉にできない悩みや、不安を共有できること。
同じような環境にいる仲間と、次の一歩を練習できること。
その価値は、これからも大切にしたいと思っています。
でも、そこで生まれた思いや挑戦まで、閉じたままにする必要はありません。
一冊の絵本が、MIRAISの中にある思いを外へ運ぶ。
絵本を手に取った人が、MIRAISという場所を知る。
そして、その絵本を作った人たち自身も
経験を持って次の場所へ進んでいく。
MIRAISえほんを、そんな入口にしていきたいと思っています。
クラウドファンディングは、8月31日までです。
絵本を受け取るだけではなく
親子へ届ける、制作に参加する、活動を支えるなど
さまざまな関わり方をご用意しています。
一冊の絵本が、どんな思いを外へ運ぼうとしているのか。
ぜひ一度、プロジェクトページをご覧いただけたら嬉しいです。
▼MIRAISえほんクラウドファンディングは以下の画像をクリック
最後までお読みいただきありがとうございました。
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