誰かの子育てを想像できる人が増えたら、社会はもう少しやさしくなる。
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8月31日まで挑戦している「MIRAISえほん」のクラウドファンディング。
今回は、以前からお互いの挑戦を応援し合っているナナゼロさんと
コラボライブをさせていただきました。
ナナゼロさんは
クラファンページに掲載している48秒のコンセプトムービーを
何度も見てくれたそうです。
そして、ライブの冒頭でこう話してくれました。
「泣きそうになりました」
なぜ、そこまで心が動いたのか。
その理由をたどっていくと、この絵本を届けたい相手は
今まさに子育てをしている人だけではないのかもしれない。
そんな、このプロジェクトの新しい意味が見えてきました。
「もっとできたかもしれない」と思う夜
ナナゼロさんには、6歳の娘さんがいます。
子育てをしていると
「今日はきつく言いすぎたな」
「もっと違う伝え方があったんじゃないか」
「もう少しできたかもしれない」
そんな後悔が、毎日のようにあると話してくれました。
娘さんの寝顔を見ながら、「ごめんね」と思う夜もある。
それでも、娘さんを大切に思う気持ちは変わりません。
だからこそ
うまくできない日も、大好きは残せる
というMIRAISえほんのメッセージに
ご自身の子育てが重なったのだと思います。
私も初めての育児が双子でした。
分からないことばかりで、試行錯誤の連続。
親がどれだけ疲れていても
「今は泣かないで」と言って
泣き止んでもらえるわけではありません。
子どもは、自分とは違う一人の人間です。
そんな当たり前のことを受け止めるまでに
何度も「私にはできない」と絶望しました。
あの頃の私に必要だったのは
正しい子育ての方法だけではありませんでした。
「頑張っているね」
「大変だったね」
「うまくできないのは、あなただけじゃないよ」
そう言ってくれる誰かの存在でした。
MIRAISは、仲間同士でその言葉を渡し合える場所です。
今回の絵本は、その言葉を
コミュニティの外へ届けるための一冊でもあります。
正解よりも「私だけじゃなかった」
今は、SNSやインターネット、AIを使えば
子育てに関する情報がいくらでも手に入ります。
けれど、情報が増えれば増えるほど
「どれを選べばいいのだろう」
「何がわが子に合っているのだろう」
と、かえって分からなくなることもあります。
誰かにとっての正解が
そのまま自分の子どもの正解になるとは限りません。
最後は、目の前の子どもと向き合いながら
その親子なりの答えを探していくしかない。
でも、真面目に向き合う人ほど
うまくいかないと「自分が悪い」と思ってしまいます。
この絵本は、正解を教えるための本ではありません。
子育ての中にある葛藤や後悔を否定せず、
「私だけじゃなかった」
と思ってもらうための一冊です。
絵本には、親子で一緒にページをめくり
物語を借りながら、言葉にしにくい気持ちを話せる力があります。
だから私たちは、この思いを
「絵本」という形で届けることにしました。
子育てをしていない人にも読んでほしい
今回のライブで、私が最もハッとしたのは
ナナゼロさんのこの視点でした。
この絵本は、今まさに子育てに悩んでいる人だけではなく
子育てを終えた人や、子育てをしていない人にも読んでほしい。
子育てを終えた人が読めば
自分が子どもを育てていた頃の気持ちを思い出すかもしれません。
自分が育ててもらった時間を
初めて親の側から想像する人もいるかもしれません。
子育てをしていない人が読めば
今、目の前にいる親子の見え方が少し変わるかもしれません。
電車の中で、子どもが泣いている。
買い物中の親が、少し困った顔をしている。
そんな場面を見たときに
「しつけができていない」ではなく
「今日もきっと、いろいろあったのかもしれない」
と思える人が増えたら。
席を譲ったり、少し道を空けたり
責めるような視線を向けずに見守ったり。
たったそれだけでも救われる親はいると思います。
社会を変えるというと
大きな制度や仕組みを変えることを想像します。
でも、目の前の親子を見る視線が少し変わることも
社会の変化です。
子育ての大変さは
当事者にならなければ分からないことがたくさんあります。
すべてを同じように経験することはできません。
それでも、想像することはできる。
この絵本は、親子のための絵本であると同時に
親子を取り巻く社会のための絵本なのかもしれません。
一冊の絵本からやさしさが動き始める
私は、このプロジェクトは絵本が完成して終わりではなく
完成してからが始まりだと思っています。
親子で一緒に読む。
大きくなった子どもと、あの頃の気持ちを話す。
地域で読み聞かせをする。
子育てについて話せる場をつくる。
絵本を読んだ誰かが、目の前の親子に少しやさしくなる。
一冊の絵本から人が関わり
受け取ったやさしさを、また次の誰かへ渡していく。
そんな循環をつくっていきたいと思っています。
ナナゼロさんとの対話を通して見えたのは
MIRAISえほんが届けたいものは
「子育てを頑張っている親への共感」だけではない
ということでした。
子育てをしている人も、していない人も。
子育てを終えた人も、これから親になるかもしれない人も。
誰かの子育てを想像できる人が増えたら
社会はもう少しやさしくなる。
そのきっかけを一冊の絵本からつくっていきます。
もし身近にこの話を届けたい人が浮かんだら。
この記事を、そっと手渡してもらえたらうれしいです。
ナナゼロさん
私たちがつくろうとしている絵本の意味を
新しい角度から見つけてくださって、本当にありがとうございました。
追伸
後日、ナナゼロさんはちょっと余白がなくなった私にエールを送ってくれました。
素敵な応援ライブをありがとうございました!画像クリックして聞いてください!
MIRAISえほんのクラウドファンディングは、8月31日まで挑戦中です。
このプロジェクトはAll-or-Nothing方式のため
目標金額に届かなければ、ご支援は成立せず
絵本を制作するプロジェクトも実行されません。
この絵本を必要としている人へ届けるためには
まず、この挑戦を達成する必要があります。
私たちが絵本に込めた思いや、制作の背景を、ぜひクラウドファンディングページでご覧ください。
▼MIRAISえほん クラウドファンディングは
こちらから詳細がみられます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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