人は「自分ごと」になると動き出す。
にんケットで見た場づくりの話
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にんケットが終わってからじわじわと思っています。
CNPブースをつくりあげることに関われて
本当によかった。
もちろん当日は楽しかったです。
CNPぬいが並んでいる景色も
久しぶりに会えた人たちとの会話も
全部うれしかった。
でも、時間が経ってから心に残っているのは
「楽しかったイベントだったな」
という感想だけではありません。
それ以上に
なぜ、あの場はあんなに温かかったのか。
そんなことを考えています。
「手伝います」と「場を見て動く」は似ているようで違う
今回、CNPブースをやってみて一番ステキだなと感じたのは
ブースを支えてくれたチームCNPのみなさまの自律性でした。
イベントの現場は予定通りにいかないことの連続です。
人の流れも変わる。
ブースの混み具合も変わる。
案内した方がいいこともその場で変わっていく。
「あ、これ今必要かも」
「ここ、誰かが見ていた方がよさそう」
「この人にはこう声をかけた方がよさそう」
そういうことが現場ではどんどん起きます。
そんな中でチームCNPのみなさまは
本当に自然に動いてくれました。
誰かが細かく指示を出さなくても
それぞれが状況を見て
自分にできることを見つけて
その場をよくするために動いてくれる。
これって、簡単なようで
全然簡単ではありません。
「手伝います」と言うことと
「場を見て、自分で考えて動く」ことは
似ているようでまったく違います。
前者は誰かの指示を待つ姿勢です。
後者はその場の一員として関わる姿勢です。
今回のCNPブースには
後者の人たちがたくさんいました。
だからこそあの場は
あたたかかったのだと思います。
(↑写真はCNPブース。みんながこれがいいと思う!で出来上がったカタチ)
場は、表に見えている人だけでは作れない
イベントの振り返りを書くと
どうしても当日ブースに立っていた人や
表で動いていた人に目が向きがちです。
でも場は表に見えている人だけで作られるものではありません。
今回のCNPブースも、そうでした。
CNPファウンダーのRoadさんやBoxさんが
陰で支えてくださったからこそ、この場は形になりました。
見えないところで相談に乗ってくれたり
CNPとしてどう見えるかを一緒に考えてくださったり
必要な部分を整えてくれたり
安心して動ける土台を作ってくれたり。
そういう支えがあったからこそ
当日、私たちは現場で思いきり動くことができました。
イベント当日に見える景色の裏側には
必ず見えない準備があります。
誰かが場を整えてくれている。
誰かがリスクを見てくれている。
誰かが背中を押してくれている。
誰かが見えないところで支えてくれている。
その土台があるから、表に立つ人が安心して動ける。
今回あらためて
場づくりとは表に見える賑わいだけではなく
見えない支えの積み重ねでもある
と感じました。
Roadさん、Boxさん、本当にありがとうございました。
にんケットは、関係がほどけていく場所だった
にんケット自体も本当に優しくて温かい即売会でした。
即売会というと
作品を売る場所、買う場所というイメージがあるかもしれません。
もちろん、それも大切な要素です。
でもにんケットはそれだけではありませんでした。
「会いに来たよ」
「久しぶり」
「やっと話せましたね」
「いつも見てます」
そんな言葉があちこちで自然に交わされていました。
オンラインでつながっていた人たちが
リアルで顔を合わせる。
それだけで少しずつ
関係がほどけていく感じがありました。
テキストだけでは伝わりきらない空気感があります。
声の温度があります。
笑い方があります。
その人がそこにいる感じがあります。
リアルで会うと
「あ、この人ってこういう空気なんだ」
「思っていたより話しやすいな」
「やっぱりあたたかい人だな」
と、関係が少し立体的になります。
コミュニティはオンラインだけでも育つものだと思います。
でもリアルで会うことで
関係が一段階深くなる瞬間がある。
にんケットには、その瞬間がたくさんありました。
(↑にんケットを盛り上げてくれたルナ・リーリー・マカミ。頑張りました!)
「自分の子」になると、人は自然に動きたくなる
今回、特に印象に残っていることの一つが
CNPぬい旅のオリジナルデコレーションです。
(↑私のぬいはこじこじさんからプレゼントしてもらった花飾りを。めっちゃステキ)
あれは本当によかったです。
CNPぬいぐるみは、もともとかわいい。
でも、そこに自分だけのデコレーションが加わることで
より一層「自分の子」という感覚が
強くなっていくんだなと感じました。
同じキャラクターでも
ちょっとした飾りや色づかいで、その人らしさが出る。
「この子はうちの子です」
と言いたくなる感じ。
これってすごく大事なことだと思います。
人は、ただ与えられたものよりも
自分で関わったものに愛着を持ちます。
少し手を加える。
一緒に連れて歩く。
写真を撮る。
誰かに見せる。
思い出を重ねる。
そうすることで
キャラクターはただのグッズではなくなっていく。
「持っているもの」から
「一緒にいる子」になっていく。
そして、そういう愛着が生まれると
人は自然に動きたくなるんですよね。
写真を撮りたくなる。
誰かに見せたくなる。
連れて行きたくなる。
次はこうしたいと考えたくなる。
場づくりにおいて、この
自分ごとになる余白
はとても大事だなと思いました。
(↑ブースにはデコレーションしたぬいが。ワンポイントでかなり印象が変わります)
(↑CNPぬいぐるみはこちらから購入もできます)
フォトスポットはただの飾りではなかった
CNPぬいのフォトスポットも本当に素敵でした。
ぬいを置いて写真が撮れる場所がある。
それだけで、場の空気がふわっと柔らかくなるんです。
「かわいい」
「この角度いいね」
「一緒に撮ろう」
「うちの子も並べたい」
そんな会話が自然に生まれていました。
フォトスポットは
ただの飾りではありませんでした。
そこにぬいを置くことで、会話が生まれる。
写真を撮ることで、思い出が残る。
その写真がまた誰かに届いて、次の出会いにつながっていく。
つまり、フォトスポットは
人と人の関係が始まる装置
でもあったのだと思います。
しかも、来年はブースを出そうかという動きもあると聞いて
正直、涙が出そうになりました。
今回で終わりではなく
誰かの中に
「次は自分たちもやってみたい」
という気持ちが生まれている。
それが本当にうれしかったです。
場が育つというのは
こういうことなのかもしれません。
誰かが作った場に参加して
楽しかったで終わるのではなく
次は自分も作る側に回ってみたくなる。
その連鎖が生まれたとき
コミュニティは強くなるのだと思います。
(↑フォトスポットでみんなのぬいと記念撮影。集合写真みたいでエモい☆)
人は動かされると動かない
今回のにんケットを通して
あらためて感じたことがあります。
人は、指示されたから動くのではなく
「自分もこの場の一部だ」
と思えたときに動き始めるのだと思います。
これはコミュニティ運営だけの話ではありません。
プロジェクト運営も、商品開発も
チームづくりも同じです。
誰かが全部を決めて
誰かがその通りに動く。
それだけでは場は強くなりません。
もちろん設計は必要です。
方向性も必要です。
準備も必要です。
でもそれだけでは足りない。
そこにいる人たちが、
「自分もこの場の一部だ」
と思えること。
自分の役割を見つけられること。
少し手を加えられる余白があること。
誰かに言われたからではなく
自分で動きたくなること。
そういうものが重なったとき
場はただのイベントではなく、
育っていく場
になるのだと思います。
だから場づくりは
人を動かすことではなく
自分ごとになれる余白を作ることなのかもしれません。
できるかもが、動き出す場を作りたい
今回のCNPブースには
その余白がたくさんあったのかなと思っています。
表で動いてくれた人がいて
陰で支えてくれた人がいて
遊びに来てくれた人がいて
写真を撮ってくれた人がいて
SNSでシェアしてくれた人がいて
次は自分もやってみたいと思ってくれた人がいる。
その一つひとつが重なって
あの温かい空間が生まれていました。
CNPブースを作ることに関われて本当によかったです。
それはブースがうまくいったと思えたからだけではありません。
CNPの温かさや
ホルダーのみなさんの力や
リアルで会うことの意味や
キャラクターと人の関係が育っていく瞬間を
ちゃんと感じることができたからです。
今回のにんケットで感じたのは
人は指示されたから動くのではなく
「自分もこの場の一部だ」
と思えたときに動き始めるということでした。
だから場づくりは
人を動かすことではなく
自分ごとになれる余白を作ることなのかもしれません。
今回のCNPブースには
その余白がたくさんありました。
だから温かかった。
だから育っていた。
そして私自身も
そんな場をもっとつくれる人になりたいと思いました。
「できるかも」が誰かの中に生まれる。
その小さな気持ちが形になっていく。
そしてまた次の誰かの「できるかも」につながっていく。
そんな場をこれからも作っていきたいです。
関わってくださったみなさん
遊びに来てくださったみなさん
手伝ってくださったみなさん
陰で支えてくださったみなさん。
本当にありがとうございました。
また次の場で
それぞれの“うちの子”を連れて
笑って会えたらうれしいです。
そして、その場からまた誰かの
「やってみたい」
「できるかも」
が生まれていく。
そんな連鎖を、これからも大切にしていきたいと思います。
(おまけの写真)
会場であんじゅ先生に似顔絵を書いてもらいました!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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